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「仮想通貨はどうなるか」を読んだ感想、要点まとめ

読書は去年から引き続きローペースで続けています。

 

僕のおすすめの読書法はこれ。

  1. 図書館を歩き回って
  2. 気になるタイトルの本を2,3冊借りて
  3. 返却期限の2週間以内に返す

コスパ最強の趣味となります。 

 

なんか「本読んだほうがいいよ!」とか「本読めとか一般論の押し付け!」とか…どうでも良いんです。

 

読みたかったら読めばいいし、読まなくても普通に生きていけるから気にしなくてオッケー!

漫画と一緒だよね。

おもしろい本読んだらおすすめしたくなる気持ちはわかる!でも、無理強いはしないでね。

 

 

今のところ、ブログタイトルが「仮想通貨戦線」なので借りてみました。

 

仮想通貨はどうなるか

バブルが終わり、新しい進化が始まる

著者:野口悠紀雄

発行所:ダイヤモンド社

野口悠紀雄は日本の元官僚、経済学者。

出典:ウィキペディア

 


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仮想通貨はどうなるか

おおまかな構成として、

  1. ビットコインの仕様やフォーク
  2. 仮想通貨バブル
  3. 先物市場の登場
  4. NEMの流出事件
  5. 中国のフィンテック事情
  6. 仮想通貨の未来
  7. 銀行の仮想通貨
  8. ブロックチェーンの活用

といった構成になっています。

 

それぞれの内容については触れませんが、特に気になった要点などを備忘録がわりに。

 

先物市場の登場で仮想通貨のバブルは終了した

2017年の10月ごろになんとなくで仮想通貨を購入した雰囲気勢のイメージとして、バブルの崩壊の理由は、「コインチェックのハッキングによる巨額のNEMが流出したから」だと思っていましたが、

2017年の12月18日にアメリカで先物市場が始まったことが、本当の下落のきっかけとのこと。

 

それまでは、現物を買うという強気の見通しに対して、弱気の見通しの場合は「現物を買わない」という消極的な方法しかなかった。

そこで、先物市場が登場したことで(機関投資家なども参入)「売り」から相場に入り、市場価格に反映させることが出来るようになった。

 

 

「この下落は起こるべくして起こったんだね。」

「もっと勉強しておけばよかった…。」

 

でも、価値が下落して所有者の資産が減ったりする一方で、必ずしも悪いことだけじゃないんです。

 

価格が安定することで、決済や送金に利用しやすくなる

 

バブルによって、そもそもの目的が達成できない状態だったんですね。

 

価格変動が大きすぎて、

1ビットコイン100万円が1週間後に150万円!

さらに200万円!

 

なんて状態だとしたら、決済や送金には不向きです。

そもそも、「安価に送金できる!」というメリットが、ビットコイン自体の価格が高すぎたせいで銀行の国際送金と大してコストが変わらない状態でした。

 

価格が安定することで、決済手段の候補として初めて選択肢に入るのではないでしょうか。

 

仮想通貨、 ブロックチェーンの可能性

仮想通貨やブロックチェーンの可能性はまだまだ広がっている。

 

他分野でブロックチェーンの活用が積極的に行われており、この本の中では銀行が発行する独自通貨にも触れています。

 

UFJ銀行が内部で実証実験をおこなっているというMUFGコイン。

2019年は、地域を限定して更に10万人規模の実証実験が行われる。

 

【銀行が発行するコインとしての必要条件】

  • 価値が一定に保たれる(完全固定だと電子マネーの扱いになってしまう)
  • 他行への送金の問題解決(他行もコインを発行して互換性をもたせるなど)
  • 手数料の問題(結果高くなってしまうと従来とあまり変わらない)

 

UFJ銀行のような大手銀行が仮想通貨を発行すると世間の反応はどうなるのか気になるのでMUFGコインの動きは注視していきます。

 

 

ブロックチェーン分野だと、公文書こそブロックチェーンが活用されるべきとのこと。

 

たしかに、改ざん不能という特徴をもっとも生かせるのは、行政のサービスだと思います。

森友問題とか本当にアホらしくて。(メディア含む)

 

調べたけど、まだ日本の自治体でブロックチェーンを導入している市町村はないんじゃないかな。

エストニアは、公文書が全てブロックチェーンで管理されており、誰も歴史を変えることができないそう。

 

また、NEMのアポスティーユという機能が証明などに向いていると触れられてて、なんかうれしい気持ちになりました。(こなみかん。頑張れNEM

 

感想:とても勉強になるから気になる人は読んでみるべし

雰囲気勢としては、非常に勉強になりました。

個人的には、仮想通貨の投機はもう終わりだと思っています。

 

売りから相場に入れるようになった以上、最高値を更新することは「ない」に1票!

先のことは誰にもわかりません。

NEMとか最高値を更新したら普通に喜びます。

 

でも、ブロックチェーンの活用やトークンエコノミーはまだまだこれからだと思っています!

 

ブロックチェーンを活用したトレーサビリティや地域通貨、銀行通貨など、いろいろなプロジェクトが出ている中から、きっとGoogleAmazonのような成功例が出てくるんじゃないでしょうか。

 

仮想通貨に投資するなら超余剰資金でエンジョイ勢として楽しむのが最強のスタイルだと思います!

 

 

ちなみに、本はビットコインのマイクロペイメントのイメージなど、少し噛っている雰囲気勢なら読めるはず!

逆に「仮想通貨?危ないやつね!」みたいな層には、いきなりハードルが高いと思います。

 

もう一度読みたい…。

レンタルだから返さないと、買おうかな…。←

 

ほかに仮想通貨関連でおすすめの良書があったら教えてください!

 

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 最後まで読んでくださりありがとうございます。

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